ぼたんぼうふう (牡丹防風)

学名  Peucedanum japonicum var. japonicum
日本名  ボタンボウフウ
科名(日本名)  セリ科
  日本語別名  ショクヨウボウフウ(食用防風)
漢名  濱海前胡(ヒンカイゼンコ, bīnhăi qiánhú)
科名(漢名)  繖形(傘形,サンケイ,sănxíng)科
  漢語別名  
英名  
2008/08/22 三浦市城ヶ島

 ハクサンボウフウ属 Peucedanum(前胡 qianhu 屬)については、ハクサンボウフウ属を見よ。
 和名は、ボタンとは葉の形から、ショクヨウとは若葉を食うことから。ボウフウとは、中国から渡来した薬用植物。
 『延喜式』防葵に、「アチツゝラ、ヤマナスビ」と。
 『大和本草』防風の条に、「削防風ハ葉似牡丹色淺綠、俗牡丹人參ト云、其根大、故削之而售之」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』13(1806)防葵に、「ヤマナスビ
和名鈔 ボタンニンジン ヒラノニンジン 御赦免ニンジン 御免ニンジン 五島ボウフウ キボウフウ ケヅリボウフウ クヒボウフウ江州 ボタンボウフウ尾州 サツマボウフウ」と。ただし、防葵はボタンボウフウではない。 
 本州(中部以西)・四国・九州・琉球・臺灣・福建・浙江・江蘇・山東・フィリピンの海岸に分布。
 

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